「生活とセキュリティ / LIFE+Security」シリーズでは、主に私たちの生活に密接に関わるセキュリティに関連した用語を解説致します。
今回のキーワードは「不正アクセス」です。
大まかに説明すると
「不正アクセス」とは、他人のIDとパスワードを盗み見たり、推測したりして、無断でインターネットのサービスにログインする行為です。
これは「不正アクセス禁止法」という法律で罰せられる犯罪です。
家の鍵を盗んで勝手に入られるのと同じで、SNSを乗っ取られたり、個人情報を見られたりする危険があります。
対策として、複雑なパスワードの設定、パスワードの使い回し禁止、二段階認証の利用がとても重要です。
不正アクセスとは? ~あなたの「鍵」は大丈夫?
はじめに
皆さんの身近な生活にも大きく関わる「不正アクセス」という言葉について解説していきます。
スマホやPCでSNS、ゲーム、ネットショッピングを使うのが当たり前の今、これは他人事ではありません。
「不正アクセス」って、いったい何?
「不正アクセス」とは、一言でいうと「他人のIDとパスワード(アカウント情報)を無断で使って、その人になりすましてサービスにログインすること」です。
ユーザーIDとパスワードは、インターネット上のサービスを使うための「家の鍵」のようなものです。
皆さんも、自分の家の鍵を他の人に勝手に使われたら、とても怖いですよね?
家の中を荒らされたり、大切なものを盗まれたりするかもしれません。
不正アクセスは、それとまったく同じです。
あなたの「ネット上の家の鍵」を盗んで、勝手にログインし、あなたのプライベートな情報(メール、写真、友達とのやり取りなど)を盗み見たり、アカウントを乗っ取ったりする行為なのです。
なぜ「犯罪」なのか?
この「不正アクセス」は、単なるイタズラでは済みません。
「不正アクセス行為の禁止等に関する法律(不正アクセス禁止法)」という法律で、はっきりと「犯罪」と定められています。
もし軽い気持ちで他人のアカウントにログインしようとしたら、警察に捕まり、重い罰を受けることになるのです。
不正アクセスで何が起こるの?
では、もし不正アクセスの被害に遭ってしまったら、具体的にどんな怖いことが待っているのでしょうか。
どうやって自分を守ればいいの?
「そんな怖いこと、自分には起きてほしくない!」と思いますよね。
大丈夫です、今からでもできる対策はたくさんあります。
まとめ
「不正アクセス」は、あなたの「ネット上の鍵」を盗んで行われる、深刻な「犯罪」です。
しかし、少しの心構えと対策で、そのリスクを大きく減らすことができます。
自分の大切な情報を守るために、今日からぜひ「鍵」の管理を見直してみてください。
本キーワードの関連情報
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カテゴリ:私たちの生活に密接に関わるセキュリティ
アカウントと認証
目標「オンラインサービスを安全に利用するための基本を理解する。」
ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。




