ITリテラシーを身につけるには

まず、日常的に情報収集する

「IT、ICT、デジタル分野のニュース」、「企業のオウンドメディア」を読む。

これは、「色々な手段を知る」ことと、「安心安全の世間の基準」を知ることにつながる。

次に、実際に色々作ってみる

自分で「実際に試行錯誤」して、何かしらのシステムを作ってみる。

手っ取り早いのが、「安心安全を備えた Webコンテンツ(Webサーバー)を作る」こと。

例えば、ブログやホームページ。

レンタルサーバーを借りて自分で構築してみると、自分には何のスキルが足りてなくて、世間一般的に公開(コンテンツを提供)するには、何が必要なのか明確になる。

慣れてきたらサーバー自体をイチから構築したり、パソコンを自作したりするなど「ハードウェアや OS、ミドルウェアを実際に操作」すると、より理解が深まる。

サーバー本体は、VPS(バーチャル・プライベート・サーバ)サービスなどを使うと安価でチャレンジしやすい。

Webコンテンツ構築が ITリテラシーの勉強になる理由

Webコンテンツを一般公開して運営するためには、「Webサーバー、ネットワーク、セキュリティ、ユーザビリティ、そして運用保守を考える」必要がある。

また、完成=Web公開なので、正常に作れたかどうか誰が見ても分かりやすい。

作るための情報も、たくさん無料公開されている(ブログや企業のオウンドメディアなど)。

特に「Webコンテンツを丸ごとバックアップして、リストア(復元・復旧)する」という、運用保守の業務まで実際に一通り試すことは、非常に勉強になる。

この世にあるネットワークやシステムが、複雑かつ高度な技術で、そして素晴らしく便利に出来ている事を体感できる。

とてもオススメ。

資格の参考書の使い方

資格の参考書は、覚えるためというより「世間一般的の基準を知る」ために読むと、現場で参考や手がかりになりやすい。

基本的に、参考書の情報は学問的で、現場では役に立ちづらい。

しかし、世間一般的な基準を知らないと、どこまで仕事としてやるべきなのかが不明確になりやすい。

例えば「自分の仕事のセキュリティレベルは、どれぐらい強固にするべきなのか」という課題があるとする

これに「正解はないので、最善となる体制を模索する」ことになる。

もし、自分たちの「勝手な考えのセキュリティレベルを設定しているだけ」だと、取引先が不安になる可能性が高くセキュリティの費用対効果は低い。

ここで、世間一般的な基準に照らし合わせることで「セキュリティレベルの決定に根拠ができる」。

また、セキュリティレベルは、高すぎると業務効率が悪くなり、低すぎると事業を守りきれないが、基準を手がかりにして「仕事内容に見合ったセキュリティレベルを設定する」事が、仕事のハイパフォーマンスにつながる。

この世間一般的な基準や知識が根拠となり、取引先への安心感や信頼感、信用につなげられる。

そのため、資格の参考書は、資格取得のためだけに使うのではなく「世間一般的な基準として、参考や手がかりにする」と、スムーズに最善のゴールを決めやすい。

そもそもITリテラシーとは

詳しくは以下の記事へ。

ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

写真提供 kreatikar
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