ミーティングの議事録を無料枠のAIで作成する方法

無料枠を使うデメリット

必要なもの

  1. 会議の録音データ(wave、mp3など)
  2. 日本語の精度が高い文字起こしツール(LINE WORKS AI NOTE 無料版)
  3. 議事録作成用AI(Google Gemini 無料版)

会議の録音データの作り方

※既に録音データがある場合は、「文字起こしツールでのテキストファイルの作り方」へ進む

スマホで録音する場合

PCで録音する場合(PCを使ったオンラインミーティング向け)

概要

  • 録画して、録画データを、音声データに変換します。

必要なソフト

OBS での録画のやり方

  1. OBS プロファイル → 新規

  2. プロファイルの名前を入力 → 自動構成ウィザードを表示するにチェック
     → OK

  3. 録画のために最適化し、配信はしない → 次へ

  4. FPS を 30に変更 → 次へ
    ※FPS は1秒間に何コマで録画するのかを決める部分です。
     60の方がなめらかですが、ファイルサイズが大きくなります。
     議事録作成用には、30コマが最適です(テレビと同等)

  5. 設定を適用

  6. ソース → プラスマーク
    ※ソースとは何を録画するのかを選択する部分です

  7. 画面キャプチャ

  8. OK

  9. ディスプレイが1つしかない場合は、そのままOK
    ディスプレイが2つ以上ある場合は、プライマリモニターを選択 → OK

  10. 設定

  11. 音声 の設定で、オンラインミーティングの時に使っているスピーカーとマイクを選択 → OK
    ※デスクトップ音声の部分は、スピーカーの事です。
      ヘッドフォンを使っている場合は、ヘッドフォンを選択
      PCのスピーカーを使っている場合は、スピーカーを選択。

  12. 録画をクリックすると、ディスプレイの画面と、自分がマイクで話す声と、スピーカーから聞こえる音を録画します。

  13. 録画終了をクリックすると、録画完了します。

  14. 録画データはビデオフォルダに保存されています。

VLC media player で音声データに変換する方法

1. VLC メディアプレイヤーを起動 → メディア → 変換/保存

2. 追加 をクリック

3. ビデオフォルダが開く → 録画データをクリック → 開く

4. 変換/保存 をクリック 

5. プロファイル → Audio - MP3 を選択

6. 参照 をクリック

7. ビデオフォルダが開く → ファイル名に「.mp3」と追記 → 保存
(.mp3 は、ドット エム ピー スリー と書いています)

8. 開始 をクリック


9. 変換が開始され、青色のメーターが右端までいったら 音声ファイル変換完了

10. 変換された音声ファイルはビデオフォルダに保存

文字起こしツールでのテキストファイルの作り方

  1. LINE WORKS アプリ内の AI NOTE ツールをクリック

  2. ブラウザで AiNote が開くので、そのまま音声ファイルをドラッグアンドドロップ

  3. 文字起こしが完了したら、右上のダウンロードマークをクリック
     → 音声記録をダウンロード

  4. テキスト(.txt)  を選択 → ダウンロード

Google Gemini で議事録の作り方

  1. Google Gemini をブラウザで開きます。https://gemini.google.com/
  2. プラスマーク をクリック

  3. ファイルをアップロード をクリック

  4. テキストファイルを選択して、以下内容で議事録作成を入力して、Enter
     → 議事録が表示される → コピーして、Word などに貼り付けて完了。

添付の会議の文字起こしテキストから、詳細な議事録を作成してください。

【含めるべき項目】
・会議名:
・日時:[会議の日時を具体的に記載]
・場所:[会議の場所を具体的に記載]
・出席者:[可能であれば、テキストから抽出、または別途指示]
・欠席者:[該当する場合]
・議題:
・各議題に対する議論内容の要約:
・決定事項:
・アクションアイテム(担当者、期限も明記):
・次回会議の予定(もしあれば):
・その他特記事項:

【指示】
・各議題ごとに、主要な発言や議論のポイントを分かりやすくまとめてください。
・決定事項とアクションアイテムは、箇条書きで明確に記載してください。
・話者名は、文字起こしテキストに情報があればそれを元に、なければ「発言者A」「発言者B」のように仮定して記述してください。(もし話者情報が重要であれば、別途指示するか、文字起こし段階で話者分離を行うツールを選んでください)
・専門用語や略語があれば、必要に応じて注釈を加えてください。
・全体のトーンは客観的かつ正確にお願いします。


ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

SystemTeams + Security
SystemTeams
おすすめの記事