《 iパス用語解説》原価とは何か。大まかな説明付き。IT / ICT Glossary「IT担当者からのファーストリポート」

「IT / ICT Glossary」シリーズでは、主に国家資格「ITパスポート(iパス)」に関連した用語を解説致します。

iパスの学習範囲は「企業と法務」など、システム以外の分野も含まれていますので、業種・職種に関わらず、社会生活を送る上で、とても参考になると考えています。

今回のキーワードは「原価」です。

大まかに説明すると

原価とは、製品やサービスを提供する際にかかる費用の総称です。

主な要素は材料費(原材料や梱包材)、労務費(従業員の給与など)、その他経費(光熱費や輸送費など)があります。

製造業や小売業では製品ごとに原価が異なるため、正確な計算が必要です。

システムを導入すれば、原価だけでなく売上や利益も効率的に管理でき、経営判断に役立ちます。

原価の把握は利益向上に不可欠です。

原価とは

原価は、製品やサービスなどを提供する際にかかる費用の総称です。

製品やサービスを販売する場合、売値から1個あたりの原価を控除したものが利益になるため、原価をしっかりと計算し、把握しておくことが大切です。

売値を高くするほど、原価が低いほど利益が大きくなります。

原価といっても、商品を販売する場合の単なる原材料の仕入れ値、サービスを提供する場合の人件費だけが原価になるわけではありません。

原価の主な要素を押さえ、漏れなく計上することが求められます。

製造業における原価の要素

製品を製造する、商品を仕入れて販売する、サービスを提供するなどで原価となるものは異なりますが、ここでは製造業を例に主な要素を見ていきましょう。

材料費

製品を製造するために必要となる材料の費用です。

製品そのものを製造するための原材料や仕上がった製品をパッケージングするための梱包材の費用なども該当します。

固定されるわけではなく、どこから仕入れるかによって価格が異なるほか、物価高騰や需要増による値上がりなどで高くなることもあります。

原材料費の高騰は製造コストを引き上げる大きな要因です。

労務費

製造にかかる人件費の総称です。

工場で働く従業員の給与やボーナス、福利厚生費など製造に直接関わる人の直接労務費と、仕入れや営業、販売、事務などの従業員の間接労務費が含まれます。

その他の経費

経費は材料費と労務費以外で、製品の製造に必要となるあらゆる費用のことです。

工場を稼働させるための燃料費や光熱費、設備費、備品や消耗品の費用、完成した製品を納品する際の梱包費用やトラックで運ぶ際のガソリン代なども含まれます。

複雑な原価計算

製造メーカーでは、さまざまな製品を製造していますし、小売業などでは多くの商品を仕入れて販売します。

サービス業も、1つのサービスだけでなく、多様なサービスを提供するでしょう。

製品一つひとつ、商品一つひとつ、サービス一つごとに原価は異なるため、緻密な計算が求められます。

そのため、手動計算や表計算ソフトなどではなく、システムを使ってスピーディーかつ正確に計算できると便利です。

原価を計算するシステム開発

システム開発の場面では原価だけでなく、売上や利益なども合わせて計算できるようにしますが、原価計算という部分だけをとっても、考えなくてはならない事柄がたくさんあります。

製品や商品、サービスごとにどんな費用をかけ、集計し、どのように計算するかを設定し、システム化しなくてはなりません。

本キーワードの関連情報

今回のキーワードは、ITパスポート試験シラバスの、以下カテゴリに分類されています。
試験のご参考にもなれば幸いです。

カテゴリ:ストラテジ系 / 大分類1「企業と法務」 / 中分類1「企業活動」

3. 会計・財務

目標「企業活動や経営管理に関する、会計と財務の基本的な考え方を理解する。」

説明「企業活動や経営管理について、損益分岐点などの会計と財務に関する基本的な用語
の意味と考え方を理解し、身近な業務に活用する。」

(1) 会計と財務

・売上と利益の関係

① 売上と利益の関係

・用語と考え方

【活用例】

損益分岐点や利益率などの簡単な計算

参考・引用元資料

【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html


ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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