
「IT / ICT Glossary」シリーズでは、主に国家資格「ITパスポート(iパス)」に関連した用語を解説致します。
iパスの学習範囲は「企業と法務」など、システム以外の分野も含まれていますので、業種・職種に関わらず、社会生活を送る上で、とても参考になると考えています。
今回のキーワードは「ブレーンライティング」です。
目次
大まかに説明すると
ブレーンライティングは、西ドイツで開発されたアイデア創出法で、複数の人がシートにアイデアを書き、順番に回して新たな発想を生み出します。
発言が不要なため、話すのが苦手な人でも意見を出しやすいのが特徴です。
前の人のアイデアを基に新たな発想を加えることで、質の高いアイデアにつながります。
記入中は会話を禁止し、落ち着いた環境で行うことが大切です。
最後に全員でアイデアを共有し、優れたものを選びます。
ブレーンライティングとは
ブレーンライティングは、できるだけ多くのアイデアを集めるのにとても役立つ手法です。
何か新しいものを作り出すのにアイデア創出は欠かせません。
ブレーンライティングは、西ドイツで開発された手法であり、複数の人が集まり、アイデアをシートに書き出して、回覧板のように回していきながら一人ひとりがアイデアをシートに書いて回していくというリレー方式でアイデアを創出する手法です。
シートに書き出すので、人前で発言する必要がありませんから、複数人の前で発言するのが苦手な方でも意見を出しやすいといったメリットがあります。
そのため、自動的によりたくさんのアイデアを集めることができるのです。
ブレーンライティングのやり方について
ではここからは、具体的にブレーンライティングのやり方について解説していきましょう。
まずは、全員が回覧式で回答しやすいように1枚の紙にアイデアを記入して書き足していけるようなシートを作成しておきましょう。
シートの上にはテーマを書き出して、どのようなアイデアを求めているのかを明確に示しましょう。
1人目の人が、1行目にアイデアを書き出していきます。
この際に、5分以内などのような制限時間を設けておくと便利です。
アイデアは時間をかけて生み出すのではなく、パッとした思い付きで書くことで、意外なアイデアが出てくることやより効率良く進めることができます。
1人目が書けたら次の人に回し、次の行にアイデアを書き出します。
この際、前の人のアイデアを参考にして関連した内容のアイデアを出していくことが重要です。
前のアイデアを発展させることで、より良いアイデアを生み出すことができます。
これをシートの欄が埋まるまで続けていくだけです。
最後に、欄が埋まってアイデアがすべて出されたら、参加者全員でアイデアを共有し、その中で良いと感じたアイデアに投票などをして選んでいきます。
ブレーンライティングでアイデアをシートに書き込んでいる間は会話してはいけません。
静かな環境で黙々と記入していくので、落ち着いた環境で考え、答えていくことができます。
ブレーンライティングで気を付けたいこと
ブレーンライティングにおいては、必ず前の人のアイデアに関連づけて記入するということが大切です。
ここで、前の人のアイデアに賛同できなかったとしても、否定してはいけませんし、関連のあるアイデアに発展させて記載することが重要です。
一つのアイデアを肉付けしていくことで、また新たなアイデアを生み出させる可能性があるため注意しましょう。
本キーワードの関連情報
今回のキーワードは、ITパスポート試験シラバスの、以下カテゴリに分類されています。
試験のご参考にもなれば幸いです。
カテゴリ:ストラテジ系 / 大分類1「企業と法務」 / 中分類1「企業活動」
2. 業務分析・データ利活用
目標「身近な業務を分析し、データの利活用によって問題を解決するための代表的な手法を理解し、活用する。業務を把握する際のビジュアル表現を理解し、活用する。」
説明「身近な業務を把握して分析する手法、代表的なビジュアル表現、データ利活用、OR(Operations Research)及びIE(Industrial Engineering)の手法を理解し、活用する。」
(5) 問題解決手法
・問題を解決するための基本的な手法
参考・引用元資料
【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html
ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。