「IT / ICT Glossary」シリーズでは、主に国家資格「ITパスポート(iパス)」に関連した用語を解説致します。
iパスの学習範囲は「企業と法務」など、システム以外の分野も含まれていますので、業種・職種に関わらず、社会生活を送る上で、とても参考になると考えています。
今回のキーワードは「モチベーション」です。
目次
大まかに説明すると
モチベーションは、やる気や意欲のことで、自分自身を動かす力です。
モチベーションを保つためには、内発的モチベーションと外発的モチベーションの2種類があります。内発的モチベーションは自分の中から湧いてくるやる気で、集中力や結果の出しやすさにつながります。外発的モチベーションは外部からの報酬や評価によるやる気で、限りがあります。
モチベーションを維持するには、小さな目標を立てて達成することや、ご褒美を与えることが大切です。適度に休憩を取りながら、目標に向かって頑張りましょう。
生きていく原動力とも言えるモチベーション
モチベーションを言い換えると、最もふさわしい言葉は「原動力」と言えます。
すなわち、何かをするにあたってのやる気や意欲のことです。
人間は仕事でも趣味でも、自らエンジンをかけて動き出さなくては受け身のままです。自主的にやろうとするからこそ、目標や成果達成につながります。人に言われて嫌々するのでは楽しくもないですし、なかなか結果は出ないでしょう。
ビジネスにおいてもモチベーションが必要とされるのは、それによって成否が分かれるからです。
つまり、物事の結果の良し悪しは、モチベーションの有無が大きく関係していると言えるのです。
モチベーションの種類
大きく分けてモチベーションには、内発的モチベーションと外発的モチベーションの2種類があります。
内発的モチベーションは、自身により心の中から溢れ出てくる意欲です。何かを成し遂げるために夢中になったり、寝る間も惜しんで営んだりするようなエネルギーです。
内発的モチベーションが高まっていると、非常に集中できて結果も出しやすくなります。
仕事でも、いかに従業員の内発的モチベーション維持を引き出せるかが会社の発展にも影響してきます。
一方の外発的モチベーションというのは、外側からの力によって生じる意欲です。
たとえば、営業などでノルマを達成すると給与が上がるシステムのもとで頑張るのが、まさに外発的モチベーションです。金銭報酬や地位報酬といった形になります。
しかしながら、外発的モチベーションには限りがあります。外発的モチベーションで気持ちを整えながら、内発的モチベーションをアップさせていけるのが理想です。
モチベーションを維持するには
筋トレでも仕事でも恋愛などでも、いかにモチベーションを維持できるかは人間の課題でもあります。なかなか毎日同じようにやる気を持ち続けるのは難しいでしょう。
モチベーションをキープするためには、小さな目標を常に掲げる癖をつけることが大切です。大き過ぎる目標はなかなか達成できず、逆にやる気が喪失してしまいがちです。
現実的で身近な目標だからこそ、結果を出せて再びやる気が生まれるわけです。
また、無事に達成できた時は、自分自身にご褒美を与えることも重要と言えます。ずっとストイックでは気持ちは持ちません。
上手にオンとオフの切り替えもしつつ、再度目標を立てて頑張り続けることが何よりです。適度に休憩を取ることも忘れないようにしましょう。
本キーワードの関連情報
今回のキーワードは、ITパスポート試験シラバスの、以下カテゴリに分類されています。
試験のご参考にもなれば幸いです。
カテゴリ:ストラテジ系 / 大分類1「企業と法務」 / 中分類1「企業活動」
1.経営・組織論
目標「企業活動や経営管理に関する基本的な考え方を理解する。」
説明「担当業務を理解するために,企業の基本的な活動全体を理解する。担当業務の問題を把握し,解決するために必要なPDCA などの考え方や手法を理解する。」
(2) 経営管理 / ヒューマンリソースマネジメントの目的
・経営管理に関する基本的な考え方
・経営管理におけるヒューマンリソースマネジメント(人的資源管理)の重要性
参考・引用元資料
【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html
ここまで読んで頂いて、誠にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。